みかんねこの不器用なのら~

不器用な人間が不器用なりに感じたことを語ってみるブログ

穴から拾い上げることは救いじゃない

なにを言ってもぬかに釘、のれんに腕押しでまったく響かない人が居る。

何か言われる度にへこんでいると世の中生きていくのは大変なので、これはこれで処世術のひとつだし、人間はある程度慣れとしてそういう感覚を持っている。だけども、それが災いして、何に対しても真剣になれない人がいる。

こうなってしまうと、本当に追い詰められない限り本気を出せなかったりする。

だから追いつめられるってのは別に全部が全部悪いことじゃないんだよね。そう思うから、悩んで困っている人が身近に居ても放置することがある。すると「なぜ慰めてくれないんだ」と反感を買うこともある。そりゃ、もう咽から手がでるぐらい「ああして、こうして」と言いたいし慰めたい。

でもさ、ここで慰めてしまうと一時的に回復するけど確実にまた同じ穴に落ちる。それじゃあ意味がない。

穴から拾い上げることは救いじゃない。次に穴に落ちないようにするのが本当の救いってやつだ。