みかんねこの不器用なのら~

不器用な人間が不器用なりに感じたことを語ってみるブログ

友情と恋愛と共依存

友情クレクレって言ったて誰も相手にしないよなあ。普段から周囲に対しどのように接しているか、人はそこを見てるんだと思う。多分恋愛も一緒なんだろう。

他人に対して一人前になってほしいと思う反面、本当にそうなったらなったで寂しいって思う人は多そう。

そこで「寂しいから一人前にならないで」と思うと、そこから恐怖の共依存がはじまる。


共依存の何がおそろしいって麻薬と一緒で抜け出せないからだ。

「このままではいけない」という気持ちがありながら、「一緒に居ることによる心地よさ」から抜け出せない。傷の舐め合いから抜け出せない。傷をなめ合っている限りそこに本当の友情や愛情なんてあるわけがない。

人は一人では生きていけないけども「他人と関わる」ことと「他人に寄りかかる」ことは違う。

片方が寄りかかっても、片方が自立していれば破綻するか相手も自立の道を進むかのどちらかしかないけども、両方が寄りかかっていると互いが互いの自立を阻害する。共依存の恐怖はここにある。それでいて共依存独特の傷の舐め合いによる心地よさが麻薬的な喜びとなり断絶の決断を拒む。にも関わらず、共依存という未自立の人間同士が触れあいことによる解決不能な衝突があり心の平和は訪れない。