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みかんねこの不器用なのら~

不器用な人間が不器用なりに感じたことを語ってみるブログ

キッカケ大作戦!参加レポート ~ショーガイ者×ケンジョー者大交流フェスティバル~

2015/06/20に「大田区産業プラザPIO」で催されたキッカケ大作戦に参加してきたので、レポートします。

キッカケ大作戦とは?

主催の佐柁さんが今回初めて企画した「障害者と健常者が出会って遊んで仲良くなることが目的のイベント(公式サイト)」で、クラウドファンティングにおいて目標額をあっさりと集めた「熱い熱い想い」をぜひ読んでもらいたいのですが、イベントを通して障害者と健常者が仲良くなるきっかけになってほしいという趣旨で開催されました。

イベントの様子

とても熱い熱い文章ではありますが、実際問題イベントとして成立させるのはそんな簡単なことじゃないよと感じる人は多いと思うし、実際そのようなことを言っていた人もいました。私自身もその点、心配していなかったといえば嘘になります。

実際の会場の様子を見ればわかりますが、十分イベントとして成立していました。

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お祭りみたいな感じですね。ただちょっと違うのは車いすなどの障害者でも気軽に参加できるように配慮されたお祭り。

  • 車いすの展示があって、乗ることもできました。
  • 障害者支援関係の出店が多く、例えば視線によるコンピューター入力なんてのを試すこともできました。
  • 蒲田消防署の展示や体験がありました。

そして面白いのがコスプレヤーがスタッフとして参加してて、スタッフでもなくても気軽にコスプレできるところですね。よく分からなかったんだけど、衣装レンタルしてたのかな?

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普通コスプレ(できる)イベントというと、ルールが多くて長ったらしい「アレしちゃダメ」「コレしちゃダメ」っていう注意書きがあるのですが、このイベントでは「コスプレできる」という説明以外なんにもなし。自分で考えろってことですよね。

どうしてコスプレイヤーが参加できるイベントになっているのか、その説明はイベントのエンディングにおいて佐柁さんから説明がありました。動画にしてありますのでよかったら御覧ください。

車いすリレー

車いす会場を1週する「たすきリレー」です。障害者も健常者も皆車いすに乗って会場を1週します。そのうちどんどん盛り上がり、最後はコスプレイヤーが一緒になって会場を走る大集団に。

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みんな本当にいい笑顔してますよね。コスプレイベントで澄まし顔で撮影している人たちより、よっぽど素敵に映ってしまいました。それと同時に、私自身コスプレイヤーなのにどうしてコスプレして参加しなかったんだという後悔の想いでいっぱいにw

もったいなかった点

初回としては十分な成功だと思いますが、課題もあると感じました。ひとつは、障害者(やコスプレイヤー)と交流の仕組みをもっと増やしてほしいなということです。せっかくなら色んな人のことを知りたいのですが、見ず知らずの人に話しかけるというのは難しいものがあります。コスプレイヤー同士は打ち解けやすい部分がありますが、それだと外に向かわないんですよね。アイデアとしては「フリー会話スペース(誰でも話しかけていいスペース)」や「一緒にゲーム(レクリエーション)ができるスペース」とか、そういう仕掛けがもっとあると良いかなと感じました。

コスプレイヤー謎解きスタンプラリーですが、正直スタートが分かりにくかったのが否めません。話しかけるをスタート地点に置くと障害として大きいので、もし次回も似た企画を行うなら「誰でも解けるなぞなぞのような簡単なもの」を解いていくと、だんだんと色々なことをさせられてしまうという風に「簡単な障害」→「難しい障害」という風に作っておくと良いように感じました。リアル脱出ゲーム的なものを参考にして、会場自体に謎を予め仕込んでおくと手間(人手)も掛からず良いかもしれません。

多分主催者側でも、狙いと違った点、改善点などは多々あるかと思いますが、参加者側からの意見として置いておきたいと思います。

感想

何よりも感じたのが「佐柁さんの想いにこれだけの人が応えた」ことの素敵さです。想いは人を動かしますが、もし誰かが素敵なイベントをしようと思ったとしても「友人一人を動かすだけでもどれだけ大変なことか」何かを主催したことのある人ならよく分かるかと思います。

人という生き物はとても自分勝手なもので、「他人なんかどうでもいい究極自分だけ楽しければそれでいい」という部分を誰しも多かれ少なかれ持っています。だから人は動かない。メリットがないから動かない。何も得しないから動かない。そこを突き破るだけの実行力は誰しも持ち得るものではありません。これは佐柁さんだからこそできたイベントであることは間違えないでしょう。

以前に差別しないとは区別しないということという記事を書きましたが、究極の区別しないがこのイベントにはありました。「究極のバリアフリー」ということもできるかと思います。決して排除しない、誰でも受け入れる寛容さ。それがムードとして表れていた本当に素敵なイベントだったと思います。

次回もまた参加したいなと強く感じました。


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