みかんねこの不器用なのら~

不器用な人間が不器用なりに感じたことを語ってみるブログ

ネガティブアプローチ

たけしのニッポンのミカタというTV東京の番組で「ネガティブアプローチ」についてやってた。

非モテSNSなどを取り上げて、自分自身の悪いところをあえて公言することでコミュニケーションをしたり、共感や信頼を得るという話。TVの例でやってたのは「昔いじめられていた」とか「人付き合い苦手です」とか。非常にTV的な演出ですが、非モテSNS内で「恋愛なんてうまくできない」と言ってる人同士が共感してカップルになったなんて形で取り上げれてた。

実際、営業の話で、商品の欠点もきちんと説明することで「その商品に対する信頼を得る」という方法があります。欠点のない商品の話を聞いてると「じゃあどうして値段が安いの?」とか「完璧なものなんてあるの?」と不安になる消費者心理に対するフォローとかで

「セラミック包丁は切れ味もよく最近流行っています。ステンレス包丁もよく使われてまして普通に切れますし、セラミックより安めです。」

「セラミック包丁は切れ味が良いのですが、所詮焼き物なので割れやすいから扱いに注意です。この安めのステンレス包丁は、割れたりはしませんがセラミックよりも柔らかいので切れ味は劣ります。」

どういう印象を受けます?*1

多くの人は無意識に「完璧なものなどない」と思ってるから、弱点を持つぐらいの方が親しみやすい。例えば、いつもキビキビとしてマジメで頭が良い人は好かれますが親近感が持たれにくい。そんな人も、昔は落ちこぼれだったとかなれば多少親しみが出る。


とはいえ、TVってのはいつもそうなのだけど、取り上げ方が画一的すぎる。欠点や過去を全部さらけ出すことが万事においてokみたいな形はまた違う。普段からダメダメな人が真に受けて更に欠点を大っぴらにしても「なんだこいつ向上心ないじゃん」ってなるので注意。

ただそれであっても「昔いじめられてました」や「他人と仲良くなるのが苦手です」みたいなところで同じ経験のある人同士が共感して交流を持てるってのはあると思う。既に乗り越えた人から「応援してあげるー」と共感されたりね。*2

要は「素の自分自身や自分の悪いところを相手に見せるのが怖い。嫌われちゃう」って考えてしまう人は、もう少し肩の力を抜いてもいいんじゃない? ほら悪いところを見せるのは良い面もあるんだよって、そういうお話なのかな?

*1:ちなみにこれ、ダブルバインドという心理手法も入ってるんだけど、またいずれ。

*2:「んなのみんな自分で乗り越えるんだよ」と呆れられることももちろんある。